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最近見たもの読んだものまとめ

2011/09/01 (木) 02:55:04
作品ごとに、下へ行くほどネタバレ余裕になってます。
それでもって方はどうぞ。

オーダーメイド殺人クラブ 作:辻村深月
 これは中学二年生で「厨二病」の少女と少年が創り上げる物語である。
この作品は先程も挙げたように「厨二病」を題材にしていて、中学二年生の生活の中で息苦しさを感じて、持てるいっぱいの小さな世界で限界まで妄想をふくらませた結果起こる悲劇をテーマにしている。
 アマゾンのレビューにも描かれていたが、タイトルや帯の売り文句に期待して買ってしまうとバカを見る。
この作品は恋愛小説といっても過言ではなく、「厨二病」がどうあるべきでどうなっていくのかを記した青春作品でもある。
女子中学生の生活のリアルさとかは、最早実際に体験したのかと疑いたくなるように書きこまれていて、起こる事件と共に「厨二病」を深めていく主人公が自分と重なって、達観した気持ちや気恥ずかしい気持ちが生まれるほどだった。
 この作品はは作者が出した「厨二病とはどんなものであるのか?」という答えであり、こういう作品が増えることで「厨二病」という言葉にボリュームが増えて、さらに現実味というか、説得力のあるものになっていくのだと思う。
「厨二病だった」だとか、「厨二病である」だとか、そういう自意識をちゃんと持っている人間が読むことをオススメする。
その定義が曖昧であれば曖昧である程、この作品は形を失ってしまうような気がするし、だからこれを中学生が読むべきかといえば違う気がする。
私が今そうだからであるが、時期的には大学生や社会人に成り立てた、18、19歳ぐらいがベストなんじゃないかと思う。

クビシメロマンチスト 作:西尾維新
「クビキリサイクル」から続く戯言シリーズの第二弾。
西尾作品を理解するのは自分の頭では非常に難しいなというのが作品の感想である、先ず第一にね。
一番最初に殺害されてしまう女の子が価値観の押し付けを嫌がるタイプであった事に対して主人公は押し付けてしまえるタイプである事の対比は確実に存在するだろうけれど、読めない。
いや、「価値観の押し付けを嫌がる」という価値観を押し付けることが出来る女の子だから主人公に似ていると言われたのかも知れない。
内容を把握するというのが難しい。
どうしても西尾維新作品を読んだ渡しの興味はは文体やキャタクターの良さなどへ、比重が表へ行きすぎてしまう。
零崎を登場させた意味もまたわからない。シリーズ物としてのキャラ紹介のための登場なんて有り得ない、と思うのだが。
「みーまー」によって「事件の内容はけっこうお粗末な推理もの、なのかもしれないよくわからない作品」に対しては耐性があって、良かったなと思う。
今作は「殺人と罪」、「友人関係」みたいなものを描いてたのではないだろうか。
具体的なことは、読む力がないため全く読み取れない。

クビツリハイスクール 作:西尾維新
 「クビシメロマンチスト」の続き、戯言シリーズの第三弾。
主人公のイラストに萌えた。
なんというか、戯言シリーズで登場するかわいい女の子は全員死ぬという非常に厳しい現実を思い知らされた。
最強の請負人推しの今作であるが、私はロリコンを患っているため全く興味が持てなかった。
というわけではなく、ただ最強の請負人がタイプではない、これに尽きる。
そもそも西尾維新はオタク向けのキャラクター像を使って小説を書くのが凄い人間なのではないかと思う。
そしてそれが魅力になっていて、だからソレが気に入らなかったり、竹さんのキャラデザが気に入らなかったりすると苦手になってしまうんだろうなんていう、個人的な感情や考え方がある。
「クビキリサイクル」の印象からすれば請負人は男でも良いと考えるし、もっと男らしいビジュアルでよかった気がする。
 この作品群のキャラクターは二つ名があって、そしてその名のとおりに行動するというか、普通実力があって二つ名を得ると思うのだが、西尾作品のキャラクターはその逆ってイメージがする。
仕方ないからこうやって無敵になっているんだみたいな請負人の処理を感じた。
 また作品の意味等については推し量れなかった。無念。

花物語 作:西尾維新
化物語から始まったシリーズ第何弾だかはもう数えることが面倒なのでやらないことにする。
猫物語の時に行われた、語り部が阿良々木暦ではない手法が取られている。
作中の阿良々木くんは高校を卒業して大学に通い始めたあたりなので、主役として表紙に描かれる神原駿河と関らせることは出来なくもないが、しかし、やはり阿良々木暦が隅に追いやられるのは仕方が無いように思えた。
これは、そんな先輩たちに取り残された神原駿河が自立する物語である。
前置きはこれぐらいに、個人的な感想を述べさせてもらうと、化物シリーズはけいおん!並に自分の世代にとってタイムリーだな、そんな感覚である。
自分を「阿良々木暦」に感情移入させて作品をリアルに体感できる。
なんというか、18歳ってものすごい役得だと思う。
いや、数ある作品の中からお気に入りの作品を探して、更にそれに同調しているだけなのだが、まあ悦に浸っているわけで、だから馬鹿にされても仕方が無い話なのだが。
化物語シリーズは、悩める若者の悩みをヒーローである阿良々木暦が解決していく話であり、だからなんだ、自分も悩める若者なわけで、なんというか大人な西尾維新先生から、ちょっとした道を示してもらったような気分になる。
戯言シリーズは妙に突き放したような距離感を感じるわけで、そういう意味でも物凄く優しく出来た作品群だなと思う。

仮面ライダーOOO
 この作品のテーマは「欲望」と「腕」。
リアルタイム視聴は出来なかったが、動画サイトで全ての流れを追って見た。
これをやったのは遊戯王5D's以来で、やはり気に食わない作品に大して私はこういうことをできないし、そもそも思い立ちもしないというから、この作品はやっぱりお気に入りである。
 何より主人公の「火野映司」が好きだった。
過去の経験から最低限生きれるだけの「欲望」しか持たなくなってしまった彼は、全く見返りを求めず困った人を「オーズ」になって助けてゆく。
その姿こそが私の求めるヒーロー像と合致していて、非常にときめいた、まあこれは、作中で否定されることになるのだが。
「欲望」をテーマにはしていたが、それに対する明確な意見の方向性などが全く語られなかった。
「欲望」に纏わる様々なケースとその考え方みたいなものの紹介というか、そういう感じだった。
逆に「腕」というテーマは大切に扱われていて、映司が誰かを助けようと願ってどんなに頑張っても届かなかった世界も、自分から仲間へ向けて腕を伸ばせば、その仲間が仲間を呼んで、どこまでも届けていくことが出来る。
その「腕を伸ばそうとする意思」こそが「欲望」で、この作品はどちらかと言えば「欲望がどんなものであるか」という問題には触れておらず、「欲望を持って何をするのか」が大切であったと言える。
根底の部分が説明されないあたり、物凄く消化不良だったのだが、これはこれでよし、としなければ、自分の中でOOOは一生終わらない気がした。

西尾維新ばかりなのはご愛嬌。
バイト代が入って小説ブーム再来です。
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